診療科

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産婦人科について

診療実績(平成25年4月から平成26年3月まで)

1日平均外来患者数は約38名、手術総数は372例でした。
 
産科

分娩数は206例でした。帝王切開は90例(選択的54例、緊急66例)で、入院患者の約半数は産科的に何らかの異常があり紹介されたものです。新生児専門の小児科医師と常に連絡をとりあい、十分な母体および胎児管理を行い、可能な限り良好な状態で児の娩出を行っています。またriskのある症例は必ず新生児専門の小児科医師が分娩に立ち会い適切な新生児管理を行っています。更に緊急も含めて帝王切開の麻酔は全て専門の麻酔医が担当し、十分な術中管理が行われています。
 
婦人科

婦人科手術数は240例でした。悪性腫瘍の手術は、子宮頚癌10例、子宮体癌20例、卵巣癌20例でした。進行子宮頚癌に対する放射線療法は10例でした。さらに、卵巣癌等に対する化学療法も積極的に行っており、年間化学療法の延べコース数は100コース以上です。このように当科では婦人科悪性腫瘍の治療を積極的に行っています。その他、良性腫瘍(子宮筋腫、良性卵巣腫瘍)、子宮脱、婦人科救急疾患(子宮外妊娠、卵巣腫瘍茎捻転)等の手術も行っています。以上当科では婦人科疾患のほとんどを取り扱っています。 
産科、婦人科ともに365日24時間体制で紹介された患者さんの受け入れを行っています。
 
最後に
外来は原則として(1)紹介状を持参の方(2)予約をされている方③急患の方のみの診療です。また分娩も正常分娩は取り扱わず、ご紹介いただいたリスクのある妊婦のみを取り扱っています。ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。

徳永 修一(医長)

卒業年:平成4年

出身医局:宮崎大学産婦人科

専門分野:日本産婦人科学会産婦人科専門医

永井 義雄(医師)

卒業年:平成4年

出身医局:宮崎大学産婦人科

専門分野:日本産婦人科学会産婦人科専門医