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診療看護師(JNP)

当院は、医学の知識と高度実践能力を備えた「診療看護師(JNP)」の配置をしています

 

診療看護師(JNP:Japanese Nurse Practitioner)とは、医学の知識と特定の医療行為の実践を大学院修士課程で学んだ者で、医師の包括的指示の下に診療、検査、処置及び治療等の特定の医療行為をおこなうことができるとされている者です。

その目的は、患者の皆様の急性期疾患の対応、あるいは健康増進からリハビリテーションまでを継続して係わる者で医者と連携・協働して専門性の高い包括的な医療処置的ケアを提供していきます。

アメリカでは、診療看護師(JNP)は、40年以上も前から制度化され、医療現場のそれぞれの場面で、医師と連携、協働して活躍しています。日本では現在、看護師の診療行為は認められていませんが、看護専門的支援行為と治療の両面から患者の皆様を総合的、継続的にフォローしていく診療看護師(JNP)の育成は、患者の皆様の治療とケアの質の向上のために必要であり、その結果、コスト削減や医師不足の一助になると考えられます。

国立病院機構は「患者さまの視線に立った医療を提供し、質の高い臨床研究、教育研修の推進に努める」ことを理念としています。その機構の中にあって、都城病院は「高度で良質な医療を提供し、病む人々が安心し、信頼できる病院を目指します」を理念として、職員一同が一丸となって日々努力しています。

以上のように理念を上げた診療に向かって努力しており、更なる患者サービスの向上を目標として、当院も「診療看護師(JNP)」を平成24年4月から採用しています。
どうぞ、診療看護師(JNP)をみんなで育てていきますので、ご理解とご協力をお願いいたします。